×
サービスマネジメント
SLM(サービスレベル管理)は、ITIL(ITインフラストラクチャ・ライブラリ)におけるサービスデザインおよびサービスオペレーションの中核プロセスの一つです。SLMで取り扱う主要な成果物には、以下の3つがあります。・SLA(サービスレベル合意書:Service Level Agreement):サービス提供者と顧客(利用者)の間で合意したサービス品質の目標値を定めた文書。・SLR(サービスレベル要件書:Service Level Requirements):新しいITサービスを設計・構築する段階で、顧客が求める品質要件をまとめた文書。・OLA(部門間合意書:Operational Level Agreement):SLAの目標値を達成するために、サービス提供者の内部部門同士(例:開発部門とインフラ部門)で結ぶ運用の役割分担と目標値。また、外部の委託先ベンダーと結ぶ保守契約などはUC(裏付け契約:Underpinning Contract)と呼ばれます。SLMは、これらの文書に基づいて「SLAの目標値が妥当か」「実際のパフォーマンスがSLAを満たしているか」を継続的に測定し、定期的に顧客へ報告するレビュー会議を開催します。もし目標に達していない場合は、サービス改善計画(SIP:Service Improvement Programme)を策定して実行に移します。