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科目A|コンピュータ構成要素
SSDの内部では、データを「セル」と呼ばれる微小な記憶領域に保存します。初期のSSDは1つのセルに1ビットのデータを記録するSLC(Single Level Cell)方式が主流でしたが、大容量化と低価格化を実現するために、1つのセルに複数ビットを記録するMLC(Multi Level Cell)、TLC(Triple Level Cell)、さらにはQLC(Quad Level Cell)といった技術が進化してきました。これにより、安価で大容量なSSDが一般家庭のパソコンにも搭載されるようになりました。
一方で、SSDには「書き換え寿命」が存在するという特徴があります。フラッシュメモリはデータを書き換えるたびに内部の絶縁体がわずかに劣化するため、永遠に書き換え続けることはできません。しかし、現代のSSDにはウェアレベリング(書き込み分散化)という技術が搭載されており、特定のセルばかりが劣化しないように自動的にデータを分散して書き込む工夫がされています。そのため、一般的な用途であれば寿命を気にする必要はほとんどなく、数年から十数年にわたって安定して利用することができます。

試験でのポイント