×
科目A|システム構成要素
応用情報技術者試験において、VDIや「シンクライアント(Thin Client)」はセキュリティ対策や情報システム部門の運用管理の文脈で頻出のテーマです。試験では「クライアント側には最小限の処理能力しか持たせず、データやアプリケーションの実体はサーバ側で集中管理する仕組み」といった説明から、VDIやシンクライアントを選ばせる問題が定番です。
また、間違いやすい点として、VDIは「端末側にデータを残さないための仕組み」であるため、利用者の手元にある端末のスペック(CPUやメモリの性能)は、VDIの動作速度にほとんど影響を与えないという特徴をしっかり理解しておきましょう。動作の遅延やパフォーマンスの低下が発生した場合、その原因は端末側ではなく、ネットワークの帯域不足や、サーバー側のリソース不足(ストレージのI/Oボトルネックなど)にあるケースがほとんどです。

関連する用語

VDIを実現するための専用端末を「シンクライアント」と呼びます(Thin=薄い、軽いという意味)。対義語として、データを自身に保存し処理を行う通常のパソコンを「ファットクライアント(Fat Client)」と呼びます。また、VDI環境を構築するためにはサーバーの処理能力を分割する「仮想化」技術が不可欠であり、ハイパーバイザなどの基盤技術と深く関連しています。

構成図・実機演習へ進む

用語を構成と操作へつなげる場合は、実技TOPとラボ一覧を利用できます。

ファクトチェック:試験要綱 Ver.5.6(2026-07-06公開、2026年10月試験から適用)。Ver.5.6は2026年10月試験から適用され、科目Aと科目Bを規定します。2026年8月時点では適用前の資料であるため、記事では適用日を明記し、詳細シラバスVer.7.2も併記します。

この記事は公式出題範囲・チェックリストとの対応を編集部で確認した学習解説です。

公式資料

用語集一覧 / ← 前の記事 / 次の記事 →