損益分岐点(そんえきぶんきてん)とは、ビジネスにおいて「売上高」と「かかった費用」がちょうど同じになり、利益も損失も出ない(プラスマイナスゼロの)状態となる売上高、または販売数量のことです。これより多く売れれば「黒字(利益が出る)」になり、これより少ないと「赤字(損失が出る)」になります。会社がビジネスを続けていく上で、最低限いくら売り上げなければならないかを知るための重要な指標です。新規事業を立ち上げる際や、商品の価格設定を決める際にもこの損益分岐点が基準として用いられます。
例えば、あなたが1杯500円のラーメン屋さんを始めるとします。お店の家賃や光熱費、材料費などの合計費用が月に100万円かかると仮定します。このとき、売上がちょうど100万円(ラーメン2,000杯分)になれば利益も損失もゼロになり、この「100万円」が損益分岐点になります。もし2,001杯目を売ることができれば、そこから初めて利益(黒字)が発生します。逆に1,999杯しか売れなければ赤字になってしまいます。