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企業活動・法務・標準化

ROI(Return On Investment)は、企業の収益性を評価するための最重要指標の一つです。計算式は「ROI(%) = 利益 ÷ 投資額 × 100」となります。ここでいう「利益」や「投資額」の定義は、分析の目的に応じて変わります。例えば、マーケティング分野では「(売上高 - 売上原価 - 広告費) ÷ 広告費 × 100」として広告効果を測定します。IT投資の場面では、新システムの導入コスト(投資額)に対して、業務効率化によって削減できた人件費やミス削減による損失回避額(利益・効果)を算出してROIを求め、投資すべきかどうかを判断します。ROIの利点は、規模の異なるプロジェクトや異なる種類の投資(設備投資、広告投資、M&Aなど)の効率を、同じ「%」という単位で客観的に比較できる点にあります。

試験でのポイント

試験では、ROIの計算方法やその目的についての問題が出題されます。具体的な投資額と、それによって得られる年間の削減コストや利益のデータが提示され、ROIが最も高くなる投資案を選択させる問題が代表的です。また、IT投資の評価指標として、ROIのほかに「TCO(Total Cost of Ownership:総所有コスト)」や「NPV(Net Present Value:正味現在価値)」、「IRR(Internal Rate of Return:内部収益率)」といった他の投資評価手法との違いも出題されるため、それぞれの用語の概念を正しく区別できるように整理しておく必要があります。

関連する用語

関連する用語としては、システムなどの導入から破棄までの総費用を示す「TCO」、企業の投資効率を測る別の指標である「ROA(総資産利益率)」や「ROE(自己資本利益率)」があります。