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コンピュータ構成要素

しかし、DRAMのコンデンサは完全な密閉容器ではないため、蓄えられた電気(電荷)は時間が経つにつれて徐々に漏れ出してしまいます。そのまま放置すれば「1」として記録したはずのデータが「0」に変化し、データが破壊されてしまいます。これを防ぐため、DRAMのコントローラは数十ミリ秒という非常に短い間隔で、全てのメモリセルのデータを一度読み出し、弱まった電気を元の強さに充電し直す「リフレッシュ動作」を絶え間なく行い続けています。これがDRAMの「Dynamic(動的)」という名前の由来です。

このリフレッシュ動作を行っている最中は、CPUからそのメモリ領域に対するデータの読み書き要求が来ても処理を待たせる必要があるため、アクセス速度を劇的に向上させることが難しいという構造上の欠点を持っています。そのため、速度が最優先されるCPU内部のキャッシュメモリには、DRAMではなくSRAMが用いられます。