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コンピュータ構成要素

例えば、農業の分野では、畑に設置されたIoTデバイス(土壌水分センサー)が土の乾き具合を監視し、クラウド上のシステムが「水が足りない」と判断すると、自動的にスプリンクラーのバルブ(アクチュエータ)を開いて水やりを行います。また、製造業では、工場の機械に振動センサーを取り付け、普段とは違う異常な振動を検知した瞬間に管理者にアラートを送り、機械が完全に壊れる前に部品を交換する「予知保全」にも活用されています。このように、IoTデバイスはデジタル空間(インターネット)と物理空間(現実世界)を繋ぐ重要な架け橋となっています。

試験でのポイント

情報処理技術者試験において、IoTに関する問題は近年非常に重要視されており、頻出テーマとなっています。IoTデバイスの役割を問う問題では、「現実世界の情報を収集する(センサー)」機能と、「ネットワーク経由で指示を受け取り物理的な動作を行う(アクチュエータ)」機能の両面を理解しているかが問われます。

また、IoTデバイスから収集された膨大なデータを意味する「ビッグデータ」や、そのデータを分析して価値を見出す「AI(人工知能)」といった関連技術との組み合わせ(IoT × ビッグデータ × AI)によるシステム構成例が出題されることも多いです。試験問題の中で「あらゆるモノがインターネットに接続され〜」や「センサーで取得したデータをクラウドに送信し〜」といった記述があれば、IoTに関する記述であるとすぐに判断できるようにしておきましょう。さらに、IoTデバイスはセキュリティ対策が不十分なままインターネットに接続されることが多く、サイバー攻撃(DDoS攻撃など)の踏み台にされやすいというセキュリティ上の課題についてもよく問われます。

関連する用語

IoTデバイスの仕組みを理解する上で、物理世界の情報をデータ化する「センサー」、コンピュータからの命令を受けて物理的な動作を起こす「アクチュエータ」、そして集まった膨大な情報を保管・処理する「クラウドコンピューティング」などの用語が密接に関わってきます。