また、ハードウェアの制約も厳格です。機器のサイズに収めるための小型化、バッテリーを長持ちさせるための省電力化、そして大量生産するための低コスト化が徹底的に追求されます。そのため、組込みシステムの開発者は、限られたメモリ容量や処理能力の低いCPUでも、最大のパフォーマンスを発揮できるように、極めて効率的で無駄のないプログラム(ファームウェアなど)を記述する高度な技術が求められます。近年では、これらの組込み機器がインターネットに接続されてデータをやり取りする「IoT(モノのインターネット)」の普及により、組込みシステムにおけるセキュリティ対策の重要性も急激に高まっています。
ITパスポート試験では、組込みシステムの定義や適用例、および近年話題のIoTとの関連性がよく問われます。
試験対策として以下の点をおさえておきましょう。
関連する用語として、組込みシステムの中で実際に動作する制御プログラムであるファームウェア、組込み機器同士をネットワークでつなぐIoT、システムの一部を物理的な回路で実現するFPGAなどが挙げられます。