集合(しゅうごう)とは、ある共通の性質や条件を持った「ものの集まり」のことです。集合に含まれる1つひとつの要素を「要素(メンバー)」と呼びます。コンピュータの世界では、大量のデータを整理・分類したり、データベースから特定のグループのデータだけを取り出したりする際に集合の考え方が使われます。代表的な集合の操作として、2つの集まりのどちらにも含まれる共通の部分を取り出す「積集合(かつ / AND)」や、どちらか一方にでも含まれるものをすべて合わせる「和集合(または / OR)」、特定のグループ以外を指す「補集合(〜以外 / NOT)」などがあります。
ある学校の部活動のメンバーリストを集合として表してみましょう。
サッカー部の集合A = {佐藤, 鈴木, 高橋}
野球部の集合B = {田中, 鈴木, 渡辺}
【積集合(両方の部を掛け持ちしている人)】
A ∩ B = {鈴木}
【和集合(どちらかの部活に所属している全員)】
A ∪ B = {佐藤, 鈴木, 高橋, 田中, 渡辺}このようにデータをグループ(集合)として捉えることで、重複を排除した名簿を作ったり、掛け持ちしている人を特定したりする操作がスムーズに行えます。