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システム構成・性能・ソフトウェア
  • ホットスタンバイ:従系のシステムをいつでも本番稼働できる状態(電源を入れ、アプリケーションも立ち上げた状態)で待機させておきます。主系に障害が発生した場合、瞬時に処理を引き継ぐ(フェイルオーバー)ことができるため、停止時間を極小化できます。
  • ウォームスタンバイ:従系の電源は入れておきますが、アプリケーションの一部は起動していない、あるいはデータベースの同期を定期的にのみ行う状態です。ホットスタンバイよりコストを抑えられますが、切り替えに数分〜数十分の時間がかかります。
  • コールドスタンバイ:従系の電源を切っておき、障害発生時にはじめて電源を入れて環境を構築する方式です。コストは最も低いですが、復旧までに長時間がかかります。

システム間で互いに通信し、正常に稼働しているかを確認する仕組みを「ハートビート(心臓の鼓動)」と呼びます。ハートビートが途絶えた場合、従系は主系がダウンしたと判断し、自動的にシステムの切り替え(フェイルオーバー)を行います。また、障害が解消されたあとに再び元の構成に戻すことを「フェイルバック」と呼びます。

注意点として、ネットワークの切断などにより両方のシステムが「自分が主系として動くべきだ」と判断してしまう「スプリットブレイン」という現象への対策(例えば監視専用の第三のサーバーを置くなど)も設計時に必要となります。

試験でのポイント

基本情報技術者試験では、よく「デュアルシステム」と「デュプレックスシステム」の違いが問われます。名前が似ているため混同しやすいので注意が必要です。

名称構成イメージ特徴
デュアルシステム主系 + 主系2つのシステムが全く同じ処理を同時に行い、結果を照合する(常に両方稼働)。
デュプレックスシステム主系 + 従系片方は待機しておき、主系が故障したときに従系に切り替える(片方のみ稼働)。

問題文に「待機系」「ホットスタンバイ」「切り替えて処理を続行する」というキーワードがあれば、デュプレックスシステムが正解となります。「結果を照合する」「クロスチェック」などの記述があればデュアルシステムです。

関連する用語

常に2系統が並行して動く デュアルシステム や、障害発生時に自動的に待機系へ処理を引き継ぐ フェイルオーバー、待機系を即座に稼働できる状態で保つ ホットスタンバイ などが密接に関連する用語です。