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システム構成・性能・ソフトウェア

フェールソフトの解説(基本情報技術者シラバス用語)

フェールソフトとは

フェールソフトとは、システムの一部に障害が発生した際に、システム全体を完全に停止させるのではなく、機能や性能を一部縮小(制限)してでも、重要な機能を維持しながら運転を継続する設計思想です。これによる一時的な機能制限や処理能力の低下を伴う運転継続のことを「フォールバック(縮退運転)」と呼びます。サービスを完全にゼロにしないためのアプローチです。

具体例

  • マルチプロセッサのサーバー:複数のCPU(頭脳)で動いているサーバーにおいて、そのうちの1つのCPUが故障した場合、故障したCPUを切り離し、残った正常なCPUだけで処理を続けます。処理速度は低下しますが、サーバー自体が停止してサービスが利用できなくなる事態を防ぎます。
  • 家電製品の省エネモード:スマートフォンのバッテリー残量が低下した際、一部のバックグラウンド通信を制限しつつ、通話やメッセージの送受信といった基本機能だけは使える状態を維持します。

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