×
システム構成・性能・ソフトウェア

フールプルーフ(Foolproof)は、直訳すると「愚か者でも扱える(ミスを防ぐ)」という意味になり、「人間は必ずミスをする、不注意な操作や想定外の使い方をするものだ」という前提に立ってシステムや機器を設計するアプローチです。利用者が事前にマニュアルを読まなかったり、疲労によって注意力が低下していたりする場合でも、重大な事故や取り返しのつかないデータ損失を引き起こさないようにシステム側で強制的に防護策を講じます。

ソフトウェアやWebアプリケーションのUI(ユーザーインターフェース)設計においても、フールプルーフの概念は広く取り入れられています。例えば、重要なファイルやデータを削除しようとした際に「本当に削除しますか?元に戻せません」という確認ダイアログをワンクッション表示する機能、パスワードを設定する際に「大文字、小文字、数字、記号をそれぞれ1文字以上含む8文字以上」といった制約を設けて強度の低いパスワードを弾く機能、入力フォームで全角カナしか受け付けない項目に半角英数を入力すると送信ボタンが押せなくなる(グレーアウトする)機能などが該当します。