レスポンスタイム(応答時間)は、ユーザーとシステムが対話的に処理を行うインタラクティブな環境において、システムの使い勝(ユーザーエクスペリエンスやユーザビリティ)を決定づける極めて重要な性能評価指標です。ユーザーが画面上でボタンをクリックしたり、キーボードからEnterキーを押したりしてシステムに処理を要求した瞬間から、システム側が何らかの応答(画面の切り替わり、ローディングアイコンの表示、音声によるフィードバックなど)を最初に返し始めるまでの時間を指します。
このレスポンスタイムは、ネットワークの通信時間、サーバー側でのCPUによる処理時間、データベースからのデータ検索時間など、複数の要素が積み重なって決まります。現代のWebアプリケーションやECサイトなどでは、レスポンスタイムがわずか数秒遅れるだけでユーザーのストレスが急増し、Webサイトからの離脱率(直帰率)が跳ね上がったり、オンラインショップの売上が目に見えて低下したりすることが統計データとして知られています。