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ヒューマンインタフェースとマルチメディア

これらの動きを検知するために、ジャイロセンサーや加速度センサー、外部カメラを用いた「ポジショントラッキング(位置検出)」技術が不可欠です。また、映像の遅延(タイムラグ)やフレームレートの低下は、脳の視覚認識と内耳の平衡感覚のズレを引き起こし、「VR酔い」と呼ばれる体調不良を招く原因となります。そのため、高性能なグラフィックス処理能力と高リフレッシュレート(90Hz〜120Hz以上)のディスプレイ表示が技術的要件として求められます。

試験でのポイント

IT試験においては、VRの基本的な定義のほか、類似するxR技術である「AR(拡張現実)」や「SR(代替現実)」「MR(複合現実)」との定義上の違いが頻繁に出題されます。

試験対策としては、以下のキーワードと結びつけて記憶しましょう。
・VR(仮想現実):ユーザーの現実の視野を完全に覆い隠し、100%「コンピュータで作り出した仮想の環境」に没入させます。
・AR(拡張現実):現実の風景(スマートフォンのカメラ映像など)をベースに、一部の「デジタル情報を重ね合わせる」技術です。

問題文に「HMDを装着して周囲360度の仮想空間に没入する」「現実世界とは異なる環境をシミュレートする」などの記述がある場合は、VRを選択してください。また、遠隔医療や危険な建設現場のシミュレーション、製造業における設計レビューなど、ゲームやエンターテインメント以外のビジネス応用事例についても頭に入れておくと役立ちます。

関連する用語

VRの対比概念である「AR(拡張現実)」や、現実と仮想を融合させる「MR(複合現実)」は最重要の関連用語です。また、VR体験に必須となるデバイスである「HMD(ヘッドマウントディスプレイ)」や、仮想空間をリアルに描画するための「3D CG」、ユーザーの位置や動きを検知する「トラッキング技術」なども重要な関連キーワードです。