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確率・統計・回帰

期待値の解説(基本情報技術者シラバス用語)

期待値とは

期待値(きたいち)とは、ある行動や確率的な出来事を何度も繰り返したときに、平均してどれくらいの結果(数値)が得られるかを示す見込みの平均値です。「それぞれの結果の値」に「それが起こる確率」を掛け合わせ、すべて足し算することで求められます。ビジネスの意思決定やITプロジェクト管理において、リスクを数値化する際によく使われます。例えば、システム開発において「あるバグが発生したときの損失額」と「そのバグが発生する確率」を掛け合わせてリスクの期待値を計算し、どのバグから優先的に対策を打つべきかという優先順位を論理的に決めることができます。

具体例

宝くじのような簡単なゲームを例に、期待値を計算してみましょう。

【ゲームのルール】
・50%の確率で 100円 がもらえる
・50%の確率で 0円 になる

【期待値の計算】
(100円 × 0.5) + (0円 × 0.5) = 50円 + 0円 = 50円

このゲームを1回遊んだときに得られる見込みの平均値(期待値)は「50円」となります。もしこのゲームの参加費が60円だった場合、期待値の50円を下回るため、「参加すると平均して損をする」と判断できます。

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