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データベース

ビッグデータの概念は、元々は先述の「3つのV(Volume, Variety, Velocity)」で定義されていましたが、近年ではそこに「Value(価値)」や「Veracity(正確性)」を加えた「4つのV」や「5つのV」として表現されることも増えています。これらの特性を持つデータを従来のデータベース管理システム(RDB)で扱おうとすると、システムの拡張限界や処理性能の低下という課題に突き当たります。そのため、ビッグデータの保管・分析には、独自のIT基盤や技術が用いられます。

その代表例が「Hadoop(ハドゥープ)」です。Hadoopは、オープンソースの分散処理フレームワークであり、安価な複数台のコンピュータを並列に動作させることで、テラバイトやペタバイト級の超巨大なデータを効率的に処理します。Hadoop内では、大容量データを分散して保存するファイルシステム「HDFS」と、データを分割して並列処理する仕組みである「MapReduce」が中核技術として動いています。