パケットを受け取ったルータは、自身の「ルーティングテーブル」を参照して次の最適な中継ルータへデータを転送し、バケツリレーを開始します。一般家庭の環境では、Wi-Fiルータがこの役割を果たしており、「DHCP」機能によって、パソコンやスマホが接続された際にIPアドレス、サブネットマスクとセットでデフォルトゲートウェイのIPアドレスが自動設定されるようになっています。
試験対策としては、異なるネットワーク(サブネット)間で通信を行うために必要な設定項目として「デフォルトゲートウェイ」の役割が問われます。設定値として「そのLANに接続されているルータのLAN側IPアドレス」を指定しなければならないという実務的な論点が出題されます。
また、ルータのルーティングテーブルにおいて、特定の宛先経路情報が存在しないパケットをすべてデフォルトゲートウェイへ送るためのルート設定を「デフォルトルート(またはデフォルトゲートウェイの設定)」と呼び、これに割り当てられる特別なIPアドレス表記「0.0.0.0/0(すべてのアドレスに一致するルート)」に関する知識問題も頻出です。DHCPで他の設定情報と同時にクライアントへ配布される設定プロセスの理解も重要です。
デフォルトゲートウェイに関連する用語には、経路を選択する機器「ルータ」、論理的な住所「IPアドレス」、ネットワークの境界を決める「サブネットマスク」、物理アドレスを解決する「ARP」、IPアドレス等を自動設定する「DHCP」、すべての宛先を意味する「デフォルトルート」などがあります。