DHCPによって配布される情報は、IPアドレスのみならず、「サブネットマスク」「デフォルトゲートウェイのIPアドレス」「DNSサーバーのIPアドレス」など、インターネット通信に必要な設定が一式含まれます。
また、貸し出されたIPアドレスには「リース期間(有効期限)」が設定されています。クライアントは、リース期間の半分(50%)が経過した時点で、サーバーに対して「リースの延長(更新)」を自動的にリクエストし、使用中であれば同じIPアドレスを継続して使い続けられる仕組みになっています。これにより、使われなくなった端末のアドレスが放置されて枯渇するのを防いでいます。
試験対策としては、DHCPの役割「ネットワーク設定情報(IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、DNSサーバーアドレスなど)を、接続してきた端末に自動で割り当てる」という基本機能を正確に答える問題が中心です。
技術的な詳細としては、接続確立の最初の一歩である「DHCP DISCOVER」パケットが、自身のアドレスを持たないため「ブロードキャスト」で送信される点や、貸し出す期間を示す「リース期間(リース時間)」の概念についての問題が頻出です。また、家庭内ルータの多くにはDHCPサーバー機能がデフォルトで内蔵されているため、特別なサーバー機器がなくても機能する実態についても知識として整理しておきましょう。
DHCPに関連する用語には、インターネット上の住所「IPアドレス」、外部への出口「デフォルトゲートウェイ」、名前解決を行う「DNS」、ネットワーク内の全機器へ送信する「ブロードキャスト」、貸出期限である「リース期間」などがあります。