キャッシュDNSサーバーが名前解決を行う際は、「反復問い合わせ」と呼ばれる手順をとります。まず最上位の「ルートサーバー」に尋ね、次に指示された「.jpサーバー」に尋ね、さらに指示された「co.jpサーバー」へと順次尋ねることで、最終的なIPアドレスにたどり着きます。
試験において、DNSは「ドメイン名」と「IPアドレス」を相互に変換する「名前解決(DNS)」の機能そのものが最頻出です。また、DNSの仕組みとして「キャッシュDNSサーバー」と「権威DNSサーバー(コンテンツサーバー)」の役割の違いについてもしばしば問われます。
セキュリティ分野の試験では、DNSを悪用した攻撃手法である「DNSキャッシュポイズニング」が非常に多く出題されます。これは、キャッシュDNSサーバーのキャッシュ機能の弱点を突き、偽のドメインとIPアドレスの対応情報を注入して、ユーザーをフィッシングサイトなどの偽サイトに自動的に誘導するサイバー攻撃です。この対策として、問い合わせ時のポート番号をランダムにする「ソースポートランダマイズ」や、暗号署名を用いてデータの真正性を確認する「DNSSEC(DNS Security Extensions)」といった技術がよく出題されます。
DNSに関連する用語には、インターネット上の名前「ドメイン名」、住所の変換処理「名前解決」、問い合わせを中継・保存する「キャッシュDNSサーバー」、偽の情報を登録させる攻撃「DNSキャッシュポイズニング」、情報の有効期限である「TTL」などがあります。