ハイブリッド暗号とは、データの処理速度が速い「共通鍵暗号方式」と、鍵を安全に受け渡せる「公開鍵暗号方式」のそれぞれのメリットを組み合わせた暗号方式です。インターネット上のWebサイトと安全に通信を行う際(HTTPS通信など)に広く使われています。仕組みとしては、まず実際のデータ自体は処理の速い「共通鍵」で暗号化します。そして、その共通鍵自体を、相手の「公開鍵」を使って暗号化して送信します。受け取った側は自分の「秘密鍵」で共通鍵を取り出し、その共通鍵でデータを復号します。これにより安全かつ高速な通信が可能になります。
容量が大きく重いデータを「共通の鍵」で箱に入れて施錠し、その鍵自体を相手が公開している「南京錠」でロックして郵便で送る方法です。相手は自分しか持っていない鍵で南京錠を外し、中から出てきた鍵を使って大きなデータ箱を開けます。
1. データ自体を「共通鍵」で暗号化
2. その「共通鍵」自体を相手の「公開鍵」で暗号化して送信
3. 受信者は自分の「秘密鍵」で「共通鍵」を復号し、その「共通鍵」でデータを復号