自宅や店舗に設置された「防犯センサー(または監視カメラ)」に例えられます。不審者が窓から侵入しようとしたときに、警報を鳴らして警備会社やオーナーに知らせますが、不審者をその場で取り押さえたり、窓を自動で閉めてロックしたりする機能はありません。IDSも同様に、不審な通信(侵入者)を見つけると、以下のようなアラートを管理者に送信します。
[警告] 外部IPアドレス 192.0.2.1 から大量の不審な接続試行を検知しました。IDS(侵入検知システム)は、監視する対象や設置場所によって「ネットワーク型IDS(NIDS)」と「ホスト型IDS(HIDS)」に分類されます。
NIDS(Network-based IDS)は、ネットワークのセグメントを流れるすべてのパケットを監視(盗聴)するために、スイッチのミラーポートなどに接続されます。特定のサーバーに限らず、ネットワーク全体の不審なトラフィックを広範囲に検知できるのが特徴です。