建物の入り口に立つ「セキュリティ警備員」や「自動防犯ゲート」に例えられます。登録されていない不審な人物(不正通信)が建物に入ろうとした際、ただブザーを鳴らすだけでなく、その場で腕を掴んで侵入を阻止したり、ゲートを自動で閉めてシャットアウトしたりします。
【IPSの動作フロー】
1. 通信パケットを解析
2. 既知の脆弱性を狙った攻撃コードを検出
3. 即座に該当の通信セッションを切断し、送信元IPからの通信を1時間拒否するIPS(侵入防止システム)は、IDSの検知機能に加えて、検知した不正通信をリアルタイムで遮断する「能動的防御」の機能を備えています。
設置方式としては、ネットワークの通信経路上に直接割り込んで設置する「インライン配置」が一般的です。インライン配置では、すべてのトラフィックが物理的にIPSを通過するため、攻撃を検知した瞬間にそのパケットを破棄したり、セッションを強制終了(TCP RSTパケットの発行など)させたりして、攻撃トラフィックが標的のサーバーに到達するのを確実に阻止できます。