KPIを正しく機能させるには、PDCAサイクルの中で定期的にその値を「モニタリング(追跡)」し、目標から遅れが生じている場合は、行動の改善や目標の微調整を行う仕組み(マネジメントサイクル)が必要です。また、最終目標である「KGI」が最終的な「結果」を表す指標であるのに対し、KPIはその結果を出すための日々の「行動」や「プロセス」を評価する指標(先行指標)としての意味を持ちます。
試験では、最終目標である「KGI」と、中間指標である「KPI」、および成功要因である「CSF」の違いが繰り返し問われます。「KGI」はプロジェクトや企業の最終成果(売上高、利益、契約数など)、「KPI」はKGIを達成するための業務プロセスの達成度合いを測る定量的指標(商談件数、訪問件数、歩留まり率など)です。
「最終目標を達成するために必要な業務プロセスの進捗を管理するための評価指標はどれか」という問いに対して、KPIを正しく選択できるようにしておきましょう。また、バランススコアカード(BSC)の4つの視点において、各視点ごとに設定される目標数値のほとんどがこのKPIにあたるという関連知識も試験のポイントです。
KPIに関連する用語としては、最終的な到達目標である「KGI」や、目標達成に必要不可欠な要因である「CSF」、目標設定のフレームワークである「SMARTの法則」が挙げられます。また、複数の評価指標を総合的に管理するための手法である「バランススコアカード(BSC)」とも連動しています。