また、IoTに関連する要素技術や構成要素について問われることも多くあります。例えば、現実世界の情報を読み取る「センサー」の役割や、データを処理する「エッジコンピューティング」という概念です。エッジコンピューティングとは、すべてのデータを遠くのクラウドに送るのではなく、モノの近く(エッジ側)でデータを一次処理し、通信の遅延やネットワークの負荷を減らす技術であり、自動運転や工場のリアルタイム制御など、即時性が求められるIoTシステムで重要なキーワードとなります。さらに、集められた膨大なデータである「ビッグデータ」や、それを分析する「AI(人工知能)」との組み合わせに関する問題も定番です。「IoTでデータを集め、AIで分析し、新たな価値を生み出す」という三位一体のつながりをしっかりと理解しておきましょう。セキュリティ分野では、IoT機器を狙った攻撃(Miraiなどのマルウェア)に関する出題も増えています。
関連する用語として、「ビッグデータ」、「AI(人工知能)」、「エッジコンピューティング」などが挙げられます。ビッグデータは、IoTなどから収集される、従来では処理が困難なほど巨大で複雑なデータの集まりを指します。AIは、人間のような学習や推論などの知的な処理をコンピュータに行わせる技術で、IoTで集めたデータを分析するために不可欠です。エッジコンピューティングは、端末の近く(エッジ)でデータ処理を行い、クラウドへの通信遅延を防いだり、リアルタイムな処理を実現したりするネットワークの仕組みです。