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企業と法務

A社とB社の両方が、1年間で100万円の最終利益(当期純利益)を出したとします。しかし、A社は株主から集めた1,000万円を使ってこの利益を出したのに対し、B社は5,000万円を使って同じ100万円の利益を出しました。この場合、A社のROEは10%(100万 ÷ 1000万 × 100)、B社のROEは2%(100万 ÷ 5000万 × 100)となります。利益の額自体はまったく同じですが、少ない資金で効率よく稼ぎ出したA社の方が、経営が上手であり、投資家からはより魅力的で成長が期待できる企業に見えます。

もう少し詳しく

ROEは、グローバルな機関投資家が企業の「投資効率」を評価する際に最も重視する指標の一つです。ROEを向上させるためのアプローチを深く理解するためには、以下の「デュポン公式」と呼ばれる3つの要素への分解が役立ちます。

ROE = 売上高純利益率(収益性) × 総資産回転率(効率性) × 財務レバレッジ(財務構成)