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技術要素

公開鍵暗号方式の解説(ITパスポートシラバス用語)

公開鍵暗号方式とは


公開鍵暗号方式とは、暗号化と復号に「ペアとなる異なる2つの鍵」を使用する暗号化の手法です。一方の鍵は、誰にでも教えてよい「公開鍵(こうかいかぎ)」で、もう一方は本人のみが厳重に管理する「秘密鍵(ひみつき)」です。公開鍵で暗号化したデータは、対になる秘密鍵でしか復号できません。この方式の最大のメリットは、あらかじめ公開鍵をインターネット上にばらまいておいてもセキュリティ上の問題がなく、共通鍵暗号方式の課題であった「鍵を安全に相手に渡す難しさ」を解決できる点にあります。

具体例

南京錠に例えることができます。受信者である花子さんは、鍵が開いた状態の南京錠(公開鍵)を太郎さんに送ります(誰に盗まれても問題ありません)。太郎さんは送る手紙を箱に入れ、その南京錠をカチッと閉めます(暗号化)。閉まった南京錠を開けるための専用の鍵(秘密鍵)は、花子さんだけが手元に持っています。そのため、輸送中に第三者が箱を盗んでも開けることはできず、無事に受け取った花子さんだけが手元の鍵で開けて手紙を読むことができます。