例えば、これまでは毎日決まった時間にオフィスへ出社し、遅くまで残業するのが当たり前だった会社が、働き方改革を取り入れたとします。週に数日は自宅で仕事ができる「テレワーク」制度を導入し、さらに残業は月20時間までと社内ルールを徹底しました。これにより、小さな子供の育児や親の介護をしている従業員も仕事を辞めずに続けられるようになり、会社全体としても無駄な残業が減って効率よく仕事が進むようになります。結果として、従業員の満足度が上がり、離職を防ぐことにつながります。
働き方改革の法的な基盤となっているのが、2018年に成立し2019年4月から順次施行された「働き方改革関連法(正式名称:働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律)」です。この法律によって、労働基準法、労働安全衛生法、パートタイム・有期雇用労働法など、多くの主要な労働関連法律が一括して改正されました。