プリミティブ型の理解で重要なのがリテラルの型と自動型変換ルールです。
Javaでは、ソースコード上に書かれた整数リテラル(例: 100)はデフォルトで「int型」として扱われ、実数リテラル(例: 3.14)はデフォルトで「double型」として扱われます。
そのため、long型の変数にint型の範囲を超える大きな整数リテラルを代入する場合は、末尾に「L」または「l」を明示的につける必要があります。同様に、float型の変数に実数リテラルを代入する場合は「F」または「f」が必須です。
また、char型は内部的には16ビットの符号なし整数(0〜65535)としてUnicode文字コードを保持しているため、数値型との相互計算が可能であるという特徴を持ちます。
試験でのポイント
Java Silver試験では、プリミティブ型の初期化ルールと代入範囲が頻出のひっかけポイントです。
1. ローカル変数とフィールドの初期化差:メソッド内で宣言されたローカル変数は自動初期化されないため、未初期化のまま参照するとコンパイルエラーになります。一方、クラスのフィールド(メンバー変数)は、数値なら0や0.0、booleanならfalse、charなら'\u0000'に自動初期化されます。
2. 型リテラルの付け忘れ:long n = 10000000000; (Lなし)はint型の範囲オーバーでコンパイルエラー。float f = 3.14; (Fなし)はdoubleからfloatへの縮小変換でコンパイルエラーになります。
3. nullの代入禁止:プリミティブ型に null を代入しようとするとコンパイルエラーになります。
関連する用語
プリミティブ型と対比される「参照型」や、型同士の相互変換を行う「型変換」、さらにプリミティブ型をオブジェクトとして扱う「ラッパークラス」は、データの扱いを理解する上で不可欠な関連概念です。
ファクトチェック:1Z0-825-JPN(2026-08-01確認)。試験番号1Z0-825-JPN、試験時間90分、60問、合格ライン65%です。
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