×
クラスとオブジェクト
import 文には、単一のクラスを指定する形式と、アスタリスク * を使用してそのパッケージ内のすべての public クラスを一括対象とする形式(例: import java.util.*;)が存在します。 ただし、アスタリスクによるインポートは「そのパッケージ直下のクラス」のみが対象であり、サブパッケージ(例: java.util.concurrent.*)の中身まで再帰的にインポートされるわけではありません。 また、別々のパッケージに所属する同名のクラス(例: java.util.Date と java.sql.Date)を両方使用する場合、import 文で両方を指定すると名前衝突でコンパイルエラーになるため、少なくとも一方は java.sql.Date date = new java.sql.Date(); のように完全修飾クラス名(FQCN)で記述する必要があります。

試験でのポイント

Java Silver試験では、パッケージとインポートの宣言順序およびアスタリスクの仕様が頻出します。 1. 宣言の厳格な記述順序:ソースファイル内の記述順序は「1. package 文」 -> 「2. import 文」 -> 「3. class 定義」でなければなりません。この順序を入れ替えるとコンパイルエラーになります(コメントを除く)。 2. サブパッケージへの非適用:import java.util.*; と書いても java.util.zip.ZipFile はインポートされないため、別途インポートが必要です。 3. 同名クラスの衝突:同名クラスをアスタリスクで両方インポートすること自体はエラーになりませんが、プログラム内でそのクラス名を使った瞬間に曖昧さによりコンパイルエラーになります。

関連する用語

クラスの公開範囲を制限する「アクセス修飾子」や、標準で自動インポートされる「Stringクラス」、クラスの基本である「クラスとオブジェクト」はパッケージ・インポートと不可分です。

ファクトチェック:1Z0-825-JPN(2026-08-01確認)。試験番号1Z0-825-JPN、試験時間90分、60問、合格ライン65%です。

この記事は公式出題範囲・チェックリストとの対応を編集部で確認した学習解説です。

公式資料

用語集一覧 / ← 前の記事 / 次の記事 →