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科目A-1|システム戦略
SaaSのメリットは、インフラの維持管理、セキュリティ対策、バージョンアップ、データベースのバックアップといった面倒な保守業務をすべてサービス提供会社(ベンダー)が代行してくれる点にあります。一方で、インターネットに接続できない環境では利用できないこと、社内システムとの連携に制限があること、自社専用の細かいカスタマイズ(機能変更)が難しいことなどが制約として挙げられます。また、複数のユーザーで同じシステム資源を共有する「マルチテナント方式」が一般的に採用されています。

試験でのポイント

試験では、クラウドの3つの区分である「SaaS」「PaaS」「IaaS」の違いや、それぞれのサービスが「どのレイヤー(インフラ、OS、アプリケーションなど)までをベンダーが管理・提供しているか」が非常によく問われます。SaaSは「アプリケーション(エンドユーザーが直接使うソフトウェア)」までベンダーが提供・管理するモデルです。したがって、ユーザー側の管理権限は「アプリケーションの設定やユーザー管理」に限定されます。