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科目A-1|企業と法務

個人情報保護法 | 情報処理安全確保支援士試験

個人情報保護法とは

個人情報保護法とは、生存する個人に関する情報(氏名、生年月日、住所、電話番号、メールアドレスなど、特定の個人を識別できる情報)が、不適切に扱われたり漏洩したりするのを防ぐために、企業や団体が守るべきルールを定めた法律です。現代はIT技術の発達により、大量の個人データを簡単に集めて活用できるようになりましたが、それが悪用されると個人のプライバシーが脅かされます。この法律は、個人の権利と利益を守りつつ、情報を安全に有効活用することを目指しています。最近ではGPSの位置情報やネットの閲覧履歴なども個人情報に関連するデータとして厳重に扱われています。

具体例

個人情報保護法に基づき、企業は以下のような義務を負っています。
  • 利用目的の明示: アンケートや会員登録で個人情報を集める際、「キャンペーンの抽選と発送にのみ使用します」のように使い道を事前に伝える。
  • 安全管理措置: 集めた顧客情報をハッカーに盗まれないよう、パスワードをかけたりセキュリティ対策を施したサーバーで厳重に保管する。
  • 第三者提供の制限: 本人の同意を得ずに、顧客リストを別の会社に勝手に売ったり渡したりしない。
もし企業が個人情報を漏洩させた場合、この法律に基づいて国から改善命令を受けたり、社会的な信用を失って大きな損害を被ったりします。