**目的:**取得したファイルが後から変更されていないか確認する
**実行場所:**監査用端末または証拠保全用サーバー
**正常例:**保管時と再確認時のハッシュ値が一致する
**異常例:**ハッシュ値が異なる
**判断方法:**値が異なる場合は、ファイル変更の原因を確認し、元データを再取得する
ハッシュ値の一致は、取得元データの内容が正しいことまで保証するものではありません。取得後に変更されていないことを確認するための情報です。
対処方法:異常候補が見つかった場合
異常候補が見つかっても、直ちに担当者を不正行為者として扱ってはいけません。
次の順番で確認します。
抽出条件に誤りがないか確認する
元データに欠落や重複がないか確認する
原本資料と突き合わせる
関連ログを確認する
担当者へ事実確認を行う
例外申請や承認記録を確認する
監査証拠の十分性と適切性を評価する
監査人が結論を形成する
経済産業省のシステム監査基準でも、監査証拠は量的な十分性だけでなく、確かめる事項との関連性や信頼性を含む適切性が必要とされています。�
経済産業省
動作確認
CAATの分析処理を作成した後は、次の方法で検証します。
既知のテストデータを投入する
重複データや休日操作を意図的に含めた検証用データを用意します。
期待した異常を正しく検出できるか確認します。
手作業の結果と比較する