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科目A-1|コンピュータ構成要素
// コンピュータ起動時の動作イメージ
void boot_system() {
    // 電源が切れても消えないROMから起動用プログラム(BIOS)を読み込む
    load_from_rom(BIOS_ADDRESS);
    run_initialization();
}

もう少し詳しく

ROM(Read Only Memory)は、その名の通り「読み出し専用」のメモリとして誕生しました。初期のコンピュータやゲーム機では、製造時に回路そのものにデータを焼き付ける「マスクROM」が主流でした。この方式は大量生産に向いており、非常に安価でしたが、一度データを書き込むと後から一切変更できないという欠点がありました。プログラムにバグ(不具合)が見つかっても、製品を回収してROMチップごと交換するしかなく、非常に手間がかかりました。
その後、技術の進歩とともに、利用者が後から一度だけデータを書き込める「PROM(Programmable ROM)」や、紫外線を使ってデータを消去し何度も書き直せる「EPROM(Erasable Programmable ROM)」、そして電気的にデータの消去と書き込みができる「EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)」が登場しました。これにより、システムをアップデートする際の手間が大幅に軽減されました。