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科目A-1|マルチメディア
次に、画像を「8×8ピクセル」のブロックに分割し、「離散コサイン変換(DCT)」と呼ばれる数式を用いて空間周波数(画像のきめ細かさの成分)に変換します。この変換によって、人間の目に見えにくい細かい色の変化(高周波成分)をゼロに近い値に置き換えて切り捨てる(量子化)ことで、圧倒的なファイルサイズ削減を実現しています。しかし、この8×8ピクセルのブロック単位で処理を行うという仕組み上、圧縮率を上げすぎるとブロックの境界線が格子状に見える「ブロックノイズ」や、文字や境界の周りに蚊が群がっているように見える「モスキートノイズ」という特有の画質劣化現象が発生します。また、JPEGファイルを「開いて編集し、再びJPEGで保存する」という操作を繰り返すと、保存するたびに非可逆圧縮の計算が繰り返され、画質が累積的に劣化していきます。

試験でのポイント

IT試験においては、JPEGの特徴と適切な用途、そして非可逆圧縮という特性を理解しているかが問われます。