×
サイバー攻撃について

現代の大規模攻撃では、両方が同時に発生します。

大量のSYN
   │
   ├─ 接続状態を大量に作らせる
   │      └─ SYN backlog、FWセッション表の枯渇
   │
   └─ 大量のパケットを処理させる
          └─ 回線、NIC、CPU、ルーターの枯渇

防御では、次の順序が重要です。

  • 送信元IP詐称を上流ネットワークで防ぐ

  • CDNやDDoS対策サービスで攻撃を手前に吸収する

  • SYN ProxyやSYN Cookieで接続元を確認する

  • OSの接続キューと再送設定を確認する

  • PPS、SYN/ACK比率、SYN_RECV数を継続監視する

  • 大規模攻撃では、自サーバーへ到達する前に遮断する


この記事で分かること

この記事では、次の内容を解説します。

  • TCP SYNフラッド攻撃で何が起きるのか

  • 正常なTCP接続との違い

  • 直送型、IP偽装型、分散型、反射型などの分類

  • SYNフラッド攻撃がどのように進化してきたか

  • SYN CookieとSYN Proxyの違い

  • Linuxで確認すべき項目

  • CDN、Anycast、XDPなどを使った現代的な防御

  • 誤検知を防ぎながら監視する方法

  • インシデント発生時の対応方法


対象読者・前提環境

対象読者は次のとおりです。