カーペット・ボミングは、1つのIPだけではなく、組織が保有する複数のIPアドレスへ攻撃を広く散布する方法です。
攻撃トラフィック
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├─ 192.0.2.1
├─ 192.0.2.2
├─ 192.0.2.3
├─ 192.0.2.4
└─ 192.0.2.0/24 全体
各IPに到達する量を小さくすることで、単一IP単位のしきい値を超えにくくします。
しかし、組織全体や上流回線で集計すると、大量のトラフィックになります。
組織の上流回線
BGP接続
エッジルーター
ファイアウォールクラスタ
ロードバランサー群
DDoS検知の集計ロジック
防御側は、ホスト単位だけでなく、次の単位でも監視する必要があります。
サブネット単位
ASN単位
回線単位
ポート単位
TCPフラグ単位
総PPS
総CPS

1台のサーバーでも、複数のTCPポートへSYNを分散する場合があります。
TCP 22
TCP 80
TCP 443
TCP 5432
TCP 8080
ポート別のしきい値だけを監視すると、各ポートは正常範囲に見えても、サーバー全体では過負荷になる場合があります。
特に、ファイアウォールやロードバランサーが接続状態を装置全体で共有している場合、複数サービスへの分散攻撃でも状態表が枯渇します。
