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サイバー攻撃について

Land攻撃は、送信元IPと宛先IPを標的自身にし、送信元ポートと宛先ポートも同一にした異常なSYNパケットを送る歴史的攻撃です。

送信元IP   = 標的IP
宛先IP     = 標的IP
送信元Port = 宛先Port
TCP Flag   = SYN

古いTCP/IP実装では、この異常なパケットによってループ、フリーズ、クラッシュが発生する場合がありました。

ただし、Land攻撃は通常のSYN backlog枯渇型とは原理が異なります。

そのため、現在の記事では次のように分類する方が適切です。

TCPを悪用するDoS
├─ SYN状態枯渇型
│  └─ SYNフラッド
├─ 帯域・PPS枯渇型
│  └─ 大規模TCP flood
└─ 実装バグ悪用型
   └─ Land攻撃など

Land攻撃をSYNフラッドの一種として完全に同列へ並べると、攻撃原理の違いが分かりにくくなります。


10. Living off the Land(環境寄生型)


Living off the Land(リビング・オフ・ザ・ランド、LOTL)とは、攻撃対象のOSや社内環境に最初から存在する正規ツール、管理機能、スクリプト実行環境を悪用する攻撃手法です。