27. 科目A|企業と法務

Chapter 37

科目A|企業と法務の用語を順に解説します。

PDCA | 応用情報技術者試験

PDCAとはPDCAとは、業務やプロジェクトをスムーズに進め、継続的に改善していくための管理手法のことです。計画(Plan)、実行(Do)、評価(Check)、改善(Action)という4つのステップの頭文字をとったもので、これらを順番に繰り返し行うことから「PDCAサイクル」とも呼ばれます。一度実行して終わりにするのではなく、結果を振り返って次の計画に活かすことで、仕事の質や効率をどんどん高めていくことができます。ビジネスシーンだけでなく、個人の学習や目標達成のための強力なツールとしても広く活用されています。具体

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損益分岐点 | 応用情報技術者試験

損益分岐点とは損益分岐点(そんえきぶんきてん)とは、ビジネスにおいて「売上高」と「かかった費用」がちょうど同じになり、利益も損失も出ない(プラスマイナスゼロの)状態となる売上高、または販売数量のことです。これより多く売れれば「黒字(利益が出る)」になり、これより少ないと「赤字(損失が出る)」になります。会社がビジネスを続けていく上で、最低限いくら売り上げなければならないかを知るための重要な指標です。新規事業を立ち上げる際や、商品の価格設定を決める際にもこの損益分岐点が基準として用いられます。具体例例えば、あなたが1

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固定費 | 応用情報技術者試験

固定費とは固定費(こていひ)とは、ビジネスの売上高や生産量の増減に関わらず、毎月あるいは毎年一定して発生する費用のことです。これに対して、売上や生産量に比例して増えたり減ったりする費用を「変動費」と呼びます。固定費は、極端な話、商品の売上がゼロであっても必ず支払わなければならないため、ビジネスの経営を圧迫する原因になりやすく、これをいかに抑えるかが経営の重要な課題となります。企業の固定費比率が高いと、不況などで売上が落ち込んだときに赤字になりやすいというリスクがあります。具体例お店や工場を運営する際の固定費と変動費

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減価償却 | 応用情報技術者試験

減価償却とは減価償却(げんかしょうきゃく)とは、建物やパソコン、車などの「長期間にわたって使用する高額な資産」を購入した際、その購入費用を一度にその年の経費とせず、その資産が使えると予想される期間(耐用年数)にわたって、分割して少しずつ経費として計上していく会計上のルールのことです。時間が経つにつれて資産の価値が減っていく(減価)のを、期間ごとに埋め合わせていく(償却)という意味を持っています。これにより、企業の毎年の経営成績を正しく把握できるようになります。具体例例えば、仕事で使うための高性能なパソコンを30万円

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財務諸表 | 応用情報技術者試験

財務諸表とは財務諸表(ざいむしょひょう)とは、企業が一定期間(通常は1年間)の経営成績や財政状態を外部の株主や銀行、税務署などに報告するために作成する、一連の会計報告書のことです。一般的には「決算書」とも呼ばれます。財務諸表を分析することで、その企業がどれくらい稼いでいるのか、どれくらい財産を持っているのか、倒産する危険性はないかといった企業の「健康状態」を客観的に判断することができます。代表的なものに「貸借対照表(B/S)」や「損益計算書(P/L)」があります。具体例財務諸表の主要な2つの書類は以下のような役割を

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ROI | 応用情報技術者試験

ROIとはROI(Return On Investment:アールオーアイ)とは、日本語で「投資利益率」や「投資対効果」と呼ばれる指標で、投資したお金に対してどれだけの利益が得られたかを割合(パーセント)で表したものです。ビジネスにおいて、広告費や新しい設備の導入などに使った資金が、どれだけ効率よく利益を生み出したかを評価するために使われます。ROIの値が高いほど、「少ない資金で効率よく多くの利益を出せた優秀なビジネスである」と判断できます。限られた予算をどの施策に配分すべきかを意思決定する際に重宝されます。具体例

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パレート図 | 応用情報技術者試験

パレート図とはパレート図とは、データの項目を値の大きい順に並べた「棒グラフ」と、それらの累積比率(全体の何割を占めるか)を表した「折れ線グラフ」を組み合わせた複合グラフのことです。品質管理や業務改善において、「数多くある問題のうち、どの項目が全体の大部分を占めているか」をひと目で把握し、優先的に解決すべき重要な課題を特定するために使われます。「全体の数値の8割は、全体の2割の要素によって生み出されている」という「パレートの法則(80:20の法則)」に基づいています。具体例例えば、ある衣類販売店で「商品の返品理由」を

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特性要因図 | 応用情報技術者試験

特性要因図とは特性要因図(とくせいよういんず)とは、発生している問題(特性)と、その問題を引き起こしていると考えられる様々な原因(要因)との関係を、魚の骨のような形で整理して視覚化した図のことです。その形から「フィッシュボーン図」とも呼ばれます。複雑に絡み合った原因を「人(Man)」「機械(Machine)」「方法(Method)」「材料(Material)」などのカテゴリ(4M)に分類して整理することで、問題の根本原因を見つけ出しやすくする効果があります。チーム全員でブレインストーミングを行いながら作成するのに適

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ヒストグラム | 応用情報技術者試験

ヒストグラムとはヒストグラムとは、データの散らばり具合(分布)を視覚的に表すためのグラフです。横軸にデータの区間(階級)を区切り、縦軸にそれぞれの区間に含まれるデータの個数(度数)をとって、柱状のグラフ(棒グラフに似た形)で表現します。全体のデータがどの値の範囲に集中しているか、あるいはどのように左右に広がっているかという「データの全体的な特徴や偏り」を一瞬で理解するのに非常に役立ちます。品質管理において、製品の寸法のばらつきが許容範囲内に収まっているかを判定する際などによく使われます。具体例例えば、ある中学校の1

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散布図 | 応用情報技術者試験

散布図とは散布図(さんぷず)とは、2つの要素(データ)の関係性を調べるために、縦軸と横軸にそれぞれの要素の値をとり、データを点でプロット(打点)したグラフのことです。たくさんの点をグラフ上に散りばめることからこの名前がつきました。この図を見ることで、「一方のデータが増えるともう一方のデータも増える(正の相関関係)」や、「一方のデータが増えるともう一方は減る(負の相関関係)」、あるいは「両者には全く関係がない(無相関)」といった関係性を視覚的に発見することができます。データ間の因果関係を推測する第一歩として活用されま

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著作権 | 応用情報技術者試験

著作権とは著作権(ちょさくけん)とは、音楽、小説、絵画、映画、プログラムなど、自分の考えや感情を創作的に表現したもの(著作物)を作った人(著作者)に与えられる法律上の権利です。著作権法によって保護されています。この権利があることで、作った人は自分の作品を他人に勝手にコピーされたり、インターネット上に公開されたりすることなく、安全に守ることができます。著作権は特許などとは異なり、作品を作った瞬間に役所への申請などの手続きなしで自動的に発生するのが大きな特徴です(これを方式主義に対して無方式主義と呼びます)。具体例身近

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特許権 | 応用情報技術者試験

特許権とは特許権(とっきょけん)とは、新しくて実用的な発明(技術的なアイデアや製品の仕組み)をした人に対して、国(特許庁)に申請し認められることで与えられる、その発明を独占的に使用できる権利です。産業財産権の一つに位置づけられています。発明した人がその技術を独占してビジネスを行えるようにすることで、開発にかかった費用を回収しやすくし、新しい技術開発へのモチベーションを高める目的があります。ただし、社会全体の発展も考慮し、独占できる期間は原則として出願から20年間と決められています。期間終了後は、誰でも自由にその技術

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不正アクセス禁止法 | 応用情報技術者試験

不正アクセス禁止法とは不正アクセス禁止法とは、インターネットなどのネットワークを通じて、アクセスする権限のない他人のコンピュータやシステムに勝手に入り込む行為(不正アクセス)を禁止し、処罰するための法律です。インターネットを誰もが安全に利用できるようにするために制定されました。他人のIDやパスワードを盗み出したり、システムのセキュリティ上の弱点(脆弱性)を突いて不正に侵入したりする行為だけでなく、他人のパスワードを無断で誰かに教える行為などもこの法律で厳しく禁止されています。ネットワーク社会の秩序を守るための極めて

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個人情報保護法 | 応用情報技術者試験

個人情報保護法とは個人情報保護法とは、生存する個人に関する情報(氏名、生年月日、住所、電話番号、メールアドレスなど、特定の個人を識別できる情報)が、不適切に扱われたり漏洩したりするのを防ぐために、企業や団体が守るべきルールを定めた法律です。現代はIT技術の発達により、大量の個人データを簡単に集めて活用できるようになりましたが、それが悪用されると個人のプライバシーが脅かされます。この法律は、個人の権利と利益を守りつつ、情報を安全に有効活用することを目指しています。最近ではGPSの位置情報やネットの閲覧履歴なども個人情

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労働者派遣法 | 応用情報技術者試験

労働者派遣法とは労働者派遣法とは、派遣労働者(派遣社員)の雇用の安定や権利を守り、適切な働き方ができるようにルールを定めた法律です。派遣という働き方では、労働者が雇用契約を結ぶ会社(派遣元)と、実際に指示を受けて働く会社(派遣先)が異なります。このように「雇う人」と「命令する人」が別々になるため、トラブルが起きた際に責任の押し付け合いになりやすく、弱い立場にある労働者が不利益を被るリスクがあります。それを防ぐために細かい決まりが設けられています。また、派遣労働者と派遣先の正社員との間の不合理な待遇差を禁止するルール

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ライセンス契約 | 応用情報技術者試験

ライセンス契約とはライセンス契約(使用許諾契約)とは、特許権、著作権、商標権、ソフトウェアなどの知的財産を持つ人(ライセンサー)が、別の人(ライセンシー)に対して、特定の条件のもとでその知的財産を使用することを許可する契約のことです。これによって、使用者は権利を買い取って完全に自分のものにしなくても、対価(ライセンス料)を支払うことで、合法的にその技術やソフトウェア、キャラクターなどを使ってビジネスや作業を行うことができます。一方で、契約期間や利用範囲、商用利用の可否などについて細かなルールが取り決められます。具体

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JIS | 応用情報技術者試験

JISとはJIS(Japanese Industrial Standards:ジス)とは、日本語で「日本産業規格(にほんさんぎょうきかく)」と呼ばれる、日本の産業製品に関する品質やサイズ、測定方法などを統一した国家規格のことです。国が定めることで、どのメーカーが製品を作っても同じ基準で製造され、消費者が安心して使えるようにしています。JISの基準をクリアした製品には「JISマーク」が表示され、信頼性の高い製品であることの証明になります。産業の発展や取引の単純化、安全性の確保など多岐にわたる目的を持っています。具体例

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ISO | 応用情報技術者試験

ISOとはISO(International Organization for Standardization:アイエスオー)とは、スイスのジュネーブに本部を置く「国際標準化機構」という非政府組織、およびそこが制定する「国際的な標準規格」のことです。国ごとに製品やサービスの基準がバラバラだと、世界中で貿易や取引をする際にとても不便になります。そこで、世界共通の「物差し(ルール)」を決めることで、国を越えたやり取りをスムーズにし、品質や安全性を保証する役割を持っています。電気・電子分野を除くほぼ全ての産業分野をカバー

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IEEE | 応用情報技術者試験

IEEEとはIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers:アイトリプルイー)とは、アメリカに本部を置く、世界最大規模の電気・電子・情報工学分野の技術者と研究者の学会組織です。また、この組織が中心となって策定する「コンピュータや通信ネットワーク関連の国際的な標準規格」のことも指します。特に私たちが毎日使っているパソコンやスマートフォンの通信技術において、異なるメーカーの機器同士でも問題なく通信がつながるようにするための重要なルールをたくさん決めています。

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試験でのポイント

公式資料へのリンクと確認日を各記事に掲載しています。