スクラムは、アジャイル開発における具体的な「組織の動かし方」や「開発のフレームワーク」を定義したものです。スクラムの特徴は、チームが自己組織化(自分たちで判断して動く)されている点にあります。スクラムチームには「プロダクトオーナー」「スクラムマスター」「開発メンバー」という3つの役割しか存在しません。プロダクトオーナーは、何を作るべきかの優先順位(プロダクトバックログ)を決定し、製品価値の最大化に責任を持ちます。スクラムマスターは、チームが自律的に活動できるよう、障害となるものを取り除き、スクラムのプロセスが正しく実行されるよう支援します。開発メンバーは、実際に手を動かして目標(スプリントゴール)を達成するための成果物を作ります。開発期間である「スプリント」の最後には、必ず動作する成果物を関係者に見せる「スプリントレビュー」と、チームの働き方を改善するための「振り返り(レトロスペクティブ)」を行います。
試験でのポイント