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科目A|基礎理論
オートマトンの代表的なモデルである「有限オートマトン」は、有限個の「状態」と、状態間を移動するための「遷移規則」、そして文字列を読み込み終わったときに処理が成功したかどうかを判定する「受理状態(最終状態)」から構成されます。状態の遷移を図解した「状態遷移図」では、状態を円(○)で、遷移を矢印(→)で表し、受理状態は二重丸(◎)で描かれるのが一般的です。プログラムの内部では、正規表現にマッチするかどうかの判定や、コンパイラ(人間が書いたコードを機械語に翻訳するプログラム)がプログラムの文字列(ソースコード)を単語レベルに切り分ける「字句解析」の処理において、有限オートマトンのアルゴリズムが直接的に利用されています。これにより、複雑な条件分岐のコードを書かなくても、表や図に基づいたシンプルなルールで文字列の正当性を高速にチェックできます。

試験でのポイント