BGP | 応用情報技術者試験
BGPとは
BGP(Border Gateway Protocol)とは、インターネットを構成する巨大なネットワーク同士(プロバイダや大企業などの組織)を結びつけ、世界規模でデータを正しく送り届けるための経路制御(ルーティング)プロトコルです。いわば「インターネットの案内板」の役割を果たしています。
インターネットは、AS(自律システム)と呼ばれる個々のネットワークが繋ぎ合わさってできています。BGPは、このASの間で「自分のネットワークの先にはどんな宛先があるか」という情報を交換します。BGPの特徴は、単に「最短ルート」を選ぶだけでなく、各組織の運営方針やセキュリティ、通信コストといった「ポリシー」に基づいて、どの国やプロバイダの回線を経由させるかを細かく制御できる点にあります。
具体例
日本からアメリカのWebサイトにアクセスする際、データは多くのプロバイダを通過します。BGPがあるおかげで、「今は太平洋経由のルートAが混雑しているから、アジアを経由してアメリカに行くルートBを通そう」といったグローバルな経路切り替えが自動的かつ安定して行われています。
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