×
システム構成・性能・ソフトウェア

MTBFは、ハードウェアやシステムの「信頼性(Reliability)」を定量的に測るための最も代表的な指標です。システムの連続稼働能力を示すものであり、「どれくらい壊れにくいか」を時間に換算したものです。例えば、あるハードディスクのカタログスペックに「MTBF:100万時間」と記載されていた場合、これは「1台のディスクが100万時間(約114年)壊れない」という意味ではありません。「100万台のディスクを同時に稼働させたら、1時間あたり平均して1台が故障するだろう」という確率的な統計値を示しています。

MTBFの値を大きくする(=システムを壊れにくくする)ための代表的なアプローチとして「フォールトアボイダンス(Fault Avoidance:障害の回避)」という考え方があります。これは、システムを構成する個々の部品に高品質で耐久性の高いものを使用したり、事前の入念なテストを繰り返してバグを徹底的に排除したりすることで、システム自体を極力故障しないように作り込むという手法です。