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ヒューマンインタフェースとマルチメディア

AppleのMacintoshやMicrosoftのWindowsがGUIを全面的に採用したことで、コンピュータは専門家だけのものではなく、一般の家庭やオフィスに一気に普及しました。現在では、スマートフォンのタッチスクリーン操作や、音声認識システム(VUI:Voice User Interface)、さらにはVR/ARにおける空間的な操作インターフェース(NUI:Natural User Interface)など、人間の直感にさらに寄り添った新しいインターフェースへと進化を続けています。しかし、システムの裏側での自動処理やサーバーの高度な管理においては、動作が軽く自動化しやすいCUIが現在でもエンジニアにとって不可欠なツールとして使われ続けています。

試験でのポイント

ITパスポート試験においてGUIは、ヒューマンインタフェース設計の基本として頻繁に出題されます。特に画面上に配置されるさまざまな「GUI部品(コントロール)」の名称と用途を正確に区別できるかが問われます。

試験でよく狙われるGUI部品の違いは以下の通りです。

  • ラジオボタン:複数の選択肢の中から「必ず1つだけ」を選ぶ形式です(例:性別や年代の選択)。丸いデザインが多く、1つ選ぶと他の選択が外れます。
  • チェックボックス:複数の選択肢の中から「複数選べる」、または「全く選ばない」こともできる形式です(例:興味のある分野をすべて選択)。四角いデザインが一般的です。
  • プルダウンメニュー(ドロップダウンリスト):通常は1行だけ表示されており、クリックすると下に選択肢が垂れ下がるように展開される形式です。画面のスペースを節約したい場合に使われます。
  • リストボックス:最初から複数の選択肢が四角い枠内にリスト状に表示されており、そこからスクロールして選ぶ形式です。

また、GUIと対比される概念として「CUI(またはCLI:コマンドラインインタフェース)」という用語もセットで覚えておきましょう。

関連する用語

関連する概念として、より優れた利用者体験を設計するUX(ユーザーエクスペリエンス)、誰にでも使いやすい設計を目指すユニバーサルデザイン、対義語であるCUI(コマンドラインインタフェース)などがあります。