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データベース

RDBが厳格な「ACID特性」を重視するのに対し、NoSQLの多くは「BASE特性(基本利用可能:Basically Available、緩やかな状態:Soft-state、結果整合性:Eventual consistency)」という、一時的な不整合を許容しながらもシステム全体の稼働と高速処理を両立させる妥協(トレードオフ)を選択しています。これは分散システムにおける「CAP定理(整合性・可用性・ネットワーク分断耐性のうち同時に2つしか満たせないという定理)」に基づいた設計思想です。

試験でのポイント

IT試験においては、NoSQLの定義やRDBとの違い、そして主なデータモデルの種類を識別する問題が出題されます。

試験対策としての重要ポイントは以下の通りです。
・RDB以外のデータベースの総称である:リレーショナルモデル(二次元の表)を使用せず、SQLを使わない、あるいはSQL以外の仕組みも利用可能なシステム全般を指します。
・大量データの分散処理に適している:複数のサーバーにスケールアウトしやすく、ビッグデータやリアルタイム性が求められるシステム(ログ収集やSNSなど)に適しています。
・代表的なデータモデルの紐付け:「キーバリューストア(KVS)」「ドキュメント指向」などの名前が出たら、NoSQLに分類されることを正しく選べるようにしておきましょう。

RDBのようなスキーマ(表の定義)の事前設計が不要で、スキーマレス(定義が自由)に動的データを追加できる柔軟性もNoSQLの大きなメリットとして試験で問われます。

関連する用語

NoSQLと対比される存在である「関係データベース(RDB)」や、RDBの厳格な特性である「ACID特性」、NoSQLで多く採用されるデータの緩やかな整合性ルールである「結果整合性(Eventual Consistency)」が関連します。また、代表的なNoSQLのモデルである「キーバリューストア(KVS)」や、分散システムの限界を示す「CAP定理」も重要な関連キーワードです。