SQLは、1970年代にIBM社によって開発され、その後ISO(国際標準化機構)やANSI(米国国家規格協会)によって標準化されました。SQLの最大の特徴は「非手続き型言語(宣言型言語)」である点です。C言語やJavaなどの「手続き型言語」では、「データを1件ずつループで読み込み、もし条件に合致すればリストに追加する」といった具体的な「処理手順(How)」をコードで記述します。これに対し、SQLでは「このテーブルから、この条件に合うデータを取得せよ」という「結果の条件(What)」だけを宣言します。どのようにデータを走査し、インデックスを使用するかといった最適化は、DBMSの内部にある「オプティマイザ」と呼ばれる機能が自動的に判断して実行します。
SQLの命令体系(ステートメント)は、その機能によって以下の3つに大別されます。