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ネットワーク

LANは地理的に限られた空間をカバーする高速なネットワークであり、有線LANにおいては国際標準規格である「イーサネット(Ethernet:IEEE 802.3)」が世界中で広く採用されています。有線LANの接続端子としてお馴染みの「RJ-45コネクタ」や、UTPケーブル(一般的に呼ばれるLANケーブル)などがこれに準拠しています。

イーサネットを用いた有線LANでは、ネットワーク内の複数の機器が同時にデータを送信しようとした際に発生するデータの衝突(コリジョン)を制御する必要があります。この制御方式として、伝統的に「CSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access with Collision Detection:搬送波感知多重アクセス/衝突検出)」方式が用いられてきました。CSMA/CDでは、回線が空いているかを確認してからデータを送信し、もし同時に送信して衝突が発生した場合には、ランダムな時間だけ待ってから再送します。ただし、現在のLANでは、衝突そのものを防ぐことができる「スイッチングハブ」が普及し、「全二重通信(双方向で同時通信が可能)」が行われるため、CSMA/CDが実際に機能する機会は少なくなっていますが、規格の根幹として理解しておく必要があります。