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ネットワーク
  • ネットワークアドレス:ホスト部のビットが「すべて0」のアドレスです。そのネットワークグループ全体を指す名称として使われます。
  • ブロードキャストアドレス:ホスト部のビットが「すべて1」のアドレスです。そのネットワーク内の全ての端末にデータを一斉送信するための専用アドレスです。

この2つのアドレスは、個々のコンピュータやサーバなどの機器(ホスト)に割り当てることはできません。したがって、あるサブネット内で実際に利用可能なホスト用IPアドレスの数は、「2^(ホスト部のビット数) - 2」個になります。

近年では、アドレスの無駄を排除するために、クラス分けの縛り(A・B・Cクラス)を取り払った「CIDR(Classless Inter-Domain Routing)」という技術が用いられています。CIDRでは、「192.168.1.0/24」のように、IPアドレスの末尾にスラッシュとネットワーク部のビット数を併記する「プレフィックス表記(CIDR表記)」を使用し、サブネットマスクを簡潔に表現します。

試験でのポイント

情報処理試験において、サブネットマスクは計算問題の主役です。「ネットワークアドレスの計算」と「接続可能なホスト数の計算」は、基本情報技術者試験の必須問題として頻繁に出題されます。

例えば、「IPアドレス 192.168.1.130/26 のネットワークアドレスは?」という問題の場合、まず「/26」は前から26ビットが「1」であるサブネットマスク「255.255.255.192」であることを把握します。そして、末尾の「130(2進数で10000010)」と「192(2進数で11000000)」の論理積を計算し、「128(2進数で10000000)」を求め、ネットワークアドレスが「192.168.1.128」であることを導く必要があります。

また、「/26のサブネットで割り当てられるホスト数は?」という問いには、32 - 26 = 6ビットがホスト部となるため、2^6 - 2 = 62台であると答えます。「-2」をするのを忘れる引っかけ問題が非常に多いため、徹底的に意識しておきましょう。

関連する用語

サブネットマスクに関連する重要な用語には、ネットワーク上の識別子「IPアドレス」、マスク表記を簡略化する「CIDR(プレフィックス表記)」、ホスト部が全て0の「ネットワークアドレス」、ホスト部が全て1の「ブロードキャストアドレス」、ビット演算である「論理積(AND)」などがあります。