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プロジェクト・サービス・監査

ITパスポートや基本情報技術者試験などの国家試験においては、BCPと「防災計画」の違いがよく問われます。防災計画は「人命の安全確保」や「施設・設備の物理的被害の軽減」が第一の目的であるのに対し、BCPは「事業活動そのものの継続と早期復旧」を目的としている点が大きな違いです。したがって、避難訓練の実施や消火器の設置などは防災計画の範疇であり、代替生産拠点の確保や重要業務の選定などはBCPの範疇になります。

また、先述したRTO(目標復旧時間)やRPO(目標復旧時点)の定義についても、それぞれが何を指しているのか混同しやすいため正確に理解しておく必要があります。例えば、「災害発生から24時間以内にシステムを復旧させる」はRTOに該当し、「システム障害発生時に、前日の夜12時の状態までデータを復旧させる」はRPOに該当します。これらを具体的な数値目標として定義するプロセス自体が、試験で出題されるポイントとなります。

関連する用語

BCPに関連するIT用語としては、事業影響度分析を行う「BIA」、復旧の目標時間を表す「RTO」、復旧させるデータの時点を示す「RPO」が挙げられます。また、企業が保有する建物や設備などの施設資産を最適に管理・活用する「ファシリティマネジメント」や、不確実なリスクを評価し適切な対策を講じる「リスクマネジメント」も、BCPを実践する上で深く関わってくる重要な概念です。