1. 職能別組織(機能別組織):開発、購買、製造、営業、人事、財務というように、仕事の専門的な機能(職能)ごとに部署を分ける最も基本的な形です。同じ職種のスペシャリストが集まるため、技術やスキルの向上・管理が容易で効率的な業務遂行が可能ですが、部署の壁(セクショナリズム)が生じやすく、企業全体の意思決定が遅くなる傾向があります。
2. 事業部制組織:製品別、地域別、あるいは特定の顧客(ターゲット)別に組織を分割し、その分割された単位ごとに「事業部」を設ける形です。それぞれの事業部は一つの「独立した小さな会社」のように運営され、独自の営業や開発部門を持ち、自立的な意思決定と「独立採算」を行います。意思決定が迅速で顧客ニーズに合わせやすい反面、各事業部で同じような役割(営業や総務など)を二重に持つため、組織全体のコストが増加しやすいという弱点があります。