損益分岐点(そんえきぶんきてん)とは、企業の売上高と費用がちょうど等しくなり、利益がプラスマイナスゼロになるポイント(売上高や販売数量)のことです。
企業は商品を作るために材料費がかかったり、従業員に給料を払ったりと様々な「費用」がかかります。売上が少ないうちは費用の方が大きくて赤字ですが、売上が増えていくと、ある時点で利益がゼロになり、そこから先は黒字に変わります。この「赤字と黒字の分かれ目」が損益分岐点です。企業が利益を出すためには、最低でも損益分岐点を超える売上を達成する必要があります。
例えば、あなたが1杯100円のレモネード屋さんを始めたとします。レモンなどの材料費(1杯あたり50円)のほかに、看板代などで最初に500円かかったとします。この場合、10杯売ると売上は1000円、費用も1000円(材料費50円×10杯+看板代500円)となり、利益はゼロになります。つまり、このレモネード屋の損益分岐点は「10杯(売上1000円)」です。11杯目からは利益が出るようになります。